過ごし方02

温泉の効果的な⼊り⽅、シャン泉リン泉

ピーリング効果がある明礬(みょうばん)温泉に⼊り、保湿効果のある鉄輪温泉に⼊ると、温泉の効果が⾼まる。 機能浴とよばれる⼊浴法で、私たちはこれをシャン泉リン泉と呼んでいる。

かんなわからみょうばんへ

11:00
明礬(みょうばん)まで鉄輪からバスで10分
シャンプー泉・リンス泉を略して、
シャン泉リン泉は半⽇あれば体験できる。
11:15
バス停「明礬」で降り少し坂をのぼると、
温泉の蒸気で蒸したプリン
「地獄蒸しプリン」で有名な岡本屋
が⾒えてくる。

温泉のことを地獄と呼ぶ地域は⽇本にいくつかあるが、別府もそのひとつだ。
11:30
地獄蒸しプリンとならび名物なのが
地獄蒸したまごサンド。
温泉にゆっくりつかるとお腹が空くから
テイクアウトしてお昼ご飯にしよう。

シャン泉リン泉の「シャン」

12:00
明礬も鉄輪とおなじく別府⼋湯の1つ。
⾼台に位置しているこの場所は、
江⼾時代から湯の花が採取され続けている。

今もかやぶき屋根の湯の花⼩屋が点在し、
落ち着きのある⾵景が広がっている。
12:15
バス停の近くにある「湯屋えびす」
⼤浴場や露天⾵呂、岩盤浴、家族⾵呂もあり
ゆったりと温泉を楽しむことができる。

⼊る前に帰りの時刻表を確認しておくのが
おすすめ。
12:30
明礬温泉の⽩濁⾊の泉質は、硫⻩泉。
お湯をのぞくと湯の花が⽬でみてわかるほど
これがピーリング効果のあるシャン泉だ。

シャン泉リン泉の「リン」

13:00
時刻表に合わせ温泉からあがり、
ぽかぽかした体のままバス停から鉄輪へ。
より効果を⾼めるには、
30分以内に両温泉に⼊ると良いとされる。
13:15
すじ湯温泉は加⽔ができない温泉。
せっけん等は使えないが、
そのかわりにいつも源泉100%の
お湯に⼊ることができる。
13:30
鉄輪温泉の無⾊透明な湯の泉質は弱酸性。
少しあつめのお湯で、保湿効果を感じながら
リン泉につかる。

楽しみは湯あがりのあとに。

13:35
ピーリングと保湿をほどこした
体を外でクールダウン。
わたしの楽しみは雨上がりの鉄輪。

まち全体が湯けむりにつつまれる光景。
ここでしか味わうことができないだろう。
13:40
地獄蒸しプリンとたまごサンドでランチ。
頭も体もスッキリ、午後も楽しめそうだ。

今回の旅の行程

鉄輪温泉 → 鉄輪バス停→ 明礬温泉
→ 岡本屋 → 湯屋えびす → 鉄輪温泉
→すじ湯温泉
過ごし方一覧へ戻る